暴動・紛争・戦争を子供に教える
ベビチーノにアメリカの暴動が何故起こったのかを聞かれました。
きっかけはゲーム
楽しみにしていたフォートナイトのワンタイムイベントが延期になりました。
日本時間の週末深夜の予定だったので、お昼寝をして万全の体制で臨む予定でしたが平日の夜中に延期です。ガッカリして肩を落とした後に延期の理由を知ったそうです。
アメリカの暴動で〔とてもイベントなんて状況ではない〕と言う事で延期となったそう。「ま、普通に考えてそうなるよね」と話しました。子供ながらにきちんと納得したようです。
とりあえず
きっかけとなる実際にあった事を淡々と事実だけをまず話しました。
その後で色々と報道されている事を話して「でもこれは今回の暴動を一面から見ただけの物だからね」と教えました。
新聞やテレビ、ネットニュース等で簡単に飛び込んで来るニュースはあくまでも力のある側の伝えたい事でしかないよ…と。
ニュースを鵜呑みにせず、おかしいと感じる事が無いか考えて、おかしいと思ったら報道を疑ってみて良いからねとも。
今回の暴動で抱いた違和感
今回のアメリカの暴動も不自然なまでに各地でレンガを使っている写真が出回っています。それを見て「アメリカってそんなにそこら辺にレンガがいつも積まれて置かれているの?」と思っていたら〔各地にわざわざレンガを用意している存在がある〕と言う事を書いているブログ等が目につきました。
それを読んで「ああ、そうだった。アメリカは大統領選挙が近いんだったわ~」と思い出しつつ、過剰なロックダウンへの抗議デモ等の火種となる状況もあったよな…と思い出した話を軽く教えました。
ニュースは受け身ではダメ
見聞きした事を自分で調べてみて始めて意味があるんだよ、と教えています。
今はまだネット環境にはいないので、ママに聞いて良いからね、と言っています。
かつてのユーゴスラビアの紛争も実は全ての民族がそれぞれ残虐的な事をしていたけれども、NATO側の民族だけが必要以上に被害を受けていると言う風に世界で報道されていたんだよ。酷いよね?と軽く教えました。
湾岸戦争も〔ナイラ証言〕〔油まみれの鳥の画像〕と言った嘘が後から暴かれたと言う話も教えました。反戦ムードを覆して、戦争に世論を誘導したんだよ。報道は事実を報道するだけじゃなくて、そう言う情報操作をする目的の場合もあるからね、と。
喧嘩両成敗ではないけれど…
暴動・紛争・紛争の類いは対立する物のどちら共の動機や何かを知る事をまずやろう!と話しました。
そうした事が起こる下地がある訳なので「そうした事が起きた状況も考えないとね。今回はコロナのロックダウンで沢山の人が捌け口を求めていたって事もあるとママは思ってるよ。似たような事件は今回が始めてでは無いのに、今までは今回みたいにアメリカ中で暴動になった事は無いからね」とも付け加えておきました。
「抗議デモは分かるけど、今のような暴動に発展するのはおかしいよね? 何で黒人差別から関係の無いお店が襲われて物を盗まれる事になると思う?そんな事したら、せっかくの主義主張が台無しだよね? そう言う風に考える冷静さも忘れちゃダメだと思うよ」とも。
学校の勉強より重視している事
こうした〔自分で考える事〕〔疑問を持つ事〕〔調べる事〕が出来る事が学校の勉強より遥かに大事だと思っています。
常々ベビチーノに成績はそこそこレベルで良し、有名校を目指す必要もない、でもポケーっとテレビの情報を鵜呑みにする事は絶対にやっちゃダメだからね!と教えています。
今回のように何かを聞いて来る事があれば「それって逆に言えばさ…」と、出来るだけ違う視点で物事を見てもらえるように誘導するようにしています。
いやーん(*゚∀゚*)
何だか偉そうな事を書いてますね💦 単に私が変わっているだけなのかもです。
日本人からも外国人からも「日本人にしては珍しい」と良く言われます。議論好きで、シドニー在住時に日本人の友人知人に呆れられていましたし。
喧嘩っ早くて口も悪いし… ここは私に似て欲しく無いと思います(父親も同じなので、両親に似て欲しく無いと言うべきですね)。
でも1番ベビチーノに望むのは、世界各地のこうしたニュースに無関心でいて欲しく無いと言う事です。オシャレや流行りのあれこれにしか関心の無い人にだけはなって欲しくないので、こうした事は積極的に親子で話して行こうと思います。