ゆるっと生きるシンママのつぶやき

40代で人工股関節になったシンママのつぶやきブログ

変形性股関節症の経歴?

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1歳の時に股関節の骨切り術を受けてから、長年ずーっと痛みもなく生活していました。

隠れんぼやゴム飛びなんかで遊び回っていた幼少期~小学生時代。冬のマラソン走大会や耐久歩行と言う恐ろしげな名称の長距離の遠足が毎年ある中高時代。小1時間かけてチャリをこいで通うのが普通、歩いて得意先周りや新規顧客開拓をしていた専門学校~社会人生活。どのタイミングでも1度も痛みがあった事はありませんでした。

「年頃になって、気にするようだったら形成外科で消せますよ」と言われていたらしい太腿の傷も「ねぇ、どうしたのそれ?」と人に聞かれない限り存在すら忘れていたくらいです。46年も前の傷なので【ザ・手縫い】と言う感じのガッツリした傷なんですけどね…

38歳で出産した時も全然問題なし。「無痛分娩は効かない人もいる」と聞いて、躊躇う事もなく普通に出産したくらいです。

じゃあ、いつから痛み出したの?となると、産後数ヵ月後です。

うちの子は頑なに同じ方向を向いて寝る子だったので、人工股関節になった右腿を下にして添い寝をしていました。はっきり覚えていませんけど、1歳少し前なのは覚えています。でも痛みではなく「最近、股関節辺りに違和感がある」と言う感じでした。1週間程度で気にならなくなったので放置して終わりです。

その後は数年後。子供が幼稚園の未就園児クラスに通っていた頃です。その時は明確な痛みとして出ました。歩き始めや立ち上がった時に痛みがあり「ヤバい?!」と思ったのですが、数日で終わった為、またしても放置。

それが数ヵ月後に再発した時は酷い時は仕事中に席を立った瞬間に痛みで座り込みそうになる程。防災訓練で勤務していたビルの8階から非常階段で1階に降りる事になりそうになり、初めて人に股関節が痛い事を伝えました。それでも2週間程度で収まり、仕事が忙しい事を理由に病院には行きませんでした。

はい、これが間違いでした。この時に病院に行っておけば体重管理や運動等で股関節の温存が出来たと思います。

その後全く何ともなかった為、股関節の事を考える事もなく生活していました。子供の運動会では親子競技で子供が乗ったカート?を引っ張って走ったり、一緒に大玉を転がしてキャッキャッとはしゃいでいました…私のバカ…

そして今回。昨年11月末か12月上旬に久しぶりに痛みが再発。大バカな事に「どうせ今回もすぐ痛みは引くんでしょ」と呑気に構えていました。

んが!痛みが引かないどころか、寝る時に横になっているだけでも痛い所謂【夜間痛】と呼ばれる症状まで出るようになりました。

そこからは怒涛の如く痛みのある生活続きです。階段を登るのもキツい、仕事中に席を立つだけでキツい、とうとう痛みを庇って右足を引きずるようになりました。

年内に病院に行くつもりが、バタバタしていた上に歩行時どころか常に激痛が続くためとうとう病院に行かないまま年越してしまいました。年が明け、いよいよもうアカン…となって初めて整形外科を受診しました。

もしこのブログを読んで下さっている方で、痛みを自覚しているのに病院に行っていない方がいらっしゃるなら【速攻で病院に行って下さい】! 

変形性股関節だからすぐ人工股関節の手術を言われる訳ではありません。

私のようなかなり末期の人は言われるかもしれませんけど…でも私も「今すぐ手術!」と言われた訳じゃありません。「この先間違いなく手術が必要になる状態だし、土台の骨がしっかりしている1,2年のうちに手術する方が良いとは思うよ」と言われた程度です。私が毎日の激痛から解放されたくて、最短の手術を望んだんです。大腿骨の骨頭がかなり変形していたし…

私の主治医の先生も「手術はあくまで最後の手段だから。いきなり手術を勧める事はしないよ。鎮痛剤で痛みを抑えつつ運動療法や体重管理で様子を見て、無理そうなら鎮痛剤やヒアルロン酸注射を併用してまた様子を見るから。手術は何をやってもダメな時の最終手段やね」と言っています。

私はヒアルロン酸とか打ってないですけど…と言うと「あなたの場合はね、前に既に骨切りしてるし、骨の変形も結構進んでいたし、夜間痛まで出てたからね」だそうです。もっと早い段階で大人しく病院行くべきだった…と後悔しています。

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