濱田先生を信頼する最大の理由
必要の無い手術は勧めない考えのようです。
手術前日の夕方
病室に手術する場所のマーキング?ペンで印を付けに先生が来ました。
調子はどうか聞かれたので、その日は久し振りに少し長く歩けたと返事をしました。
駅から病院まで徒歩移動
駅から5分程度の居酒屋が昼間は野菜メインのブッフェランチをしているので、入院前の景気付けにランチに行きました。
本当は11時から入院だったのですが、前の方の退院が遅くなって病室の準備が間に合わないと、当日の10時近くに電話がありました。
当分一緒にご飯が食べられないし…と、子供と母親と三人でランチを満喫。そこから徒歩10程の九州中央病院まで移動しました。
久し振りに痛みが軽い
と先生に話すと「じゃあ、手術は止めておく?」とサラリと言われました。
は?手術の為に入院してるのに?手術は明日なのに?と、ビックリです。
いやいや、手術の為に仕事を当面休む事になっているし、痛みが少し軽いだけで痛く無い訳じゃないし、またすぐ痛みが強くなったら結局手術する事になるから… 明日予定通りに手術でお願いしたいと話すと「じゃあ、明日で」と患部にマーキングしてくれました。
医師は手術したがる
=稼ぎたがると思っていたので、目からウロコが100枚くらい落ちました(もしかして私の偏見なだけ?)。
この先生、患者の事を1番に考えてくれてる!?と感激して今の絶大な信頼に繋がっています。
入院中の会話でも
私と同じく変形性股関節症の母の事を相談した時も「僕の個人の意見だけど。必要が無いなら、手術はしない」とキッパリ。運動療法や体重コントロール、ヒアルロン酸注射等をやり尽くしてもダメなら初めて考える最終手段が手術だね~との事。
私 : 患者が頼んでも?
先生 : うん、必要無いならしない
私 : 先の事を考えて希望しても?
先生 : 必要の無い手術はしない
先生 : あなたの場合は骨切りを過去にやっていて、かなり強い夜間痛まで出てたからね
こんな感じの会話をしました。
痛みを取って上げる事が1番大事な事、だけどやみくもに手術する事はしないと言う事ですね。
まだ変形性股関節症末期の痛みをリアルに思い出せる時期だったので、そのセリフで泣きそうになりました。泣きませんでしたけど(^^;
お見せ出来ない、お聞かせ出来ないのが残念
そうしたセリフを照れたようなにこやかな笑顔で、妙に落ち着いて聞こえる声で言ってもらえると不安が消えます。
これは…恋? な訳では決してなくて💦 何か上手く表現出来ない癒し系な感じがあるように思います。
まあ、一言で言うと、今まで出会った事の無いタイプの先生って事ですね。
とにかく評判が良い
先生だと思います。もっとも私が知らないだけで、批判的な人がいるかもしれませんけど。
実は私の左手の薬指は階段から落ちて腱が切れて曲がっています。その時にかかった整形外科3軒のせいで、整形外科嫌いが決定的になっていました。指は曲がったまま放置です。
その指の話を濱田先生に相談して、手の外科も診ているから先生に手術して欲しいとお願いした事があります。
すると正直に「前は何でもやっていたんだけど、成績の良し悪しがあるから今はやってない」と教えてくれました。「今は手は診てない」とだけ言えば良いのに。その時の印象でも、本当に患者思いの先生だと感じました。
退院日に
いつか患者の会で飲みに行こう!と先生に言ったのですけど、患者さん達に声をかけたら本当に集まるような気がします。
うーん。一言でまとめると〔地獄で仏〕。こう思えたから、絶大な信頼を寄せるに至ったと言う感じでしょうか。
濱田先生的にはこうして信頼されまくると居心地が悪いって事が無いか、ちょっと心配ですけど💦