ゆるっと生きるシンママのつぶやき

40代で人工股関節になったシンママのつぶやきブログ

人工股関節向けのライフスタイル

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母の人工股関節に向けての準備が進んでいます。

 

絶対あると良い物

と言う事でベッドを購入した模様。

人工股関節患者は布団よりベッドが断然お勧めです。お布団だと起き上がりが大変なだけではなく、布団の上げ下げも必要ですよね。これがかなりの負担になります。

ベッドの立ち上がり動作は本当に楽です。無駄に力を入れたりする事なく、スムーズに立ち上がる事が出来ます。これは特に退院後、普段の生活に戻る時・痛みが出やすい時期に重要なポイントだと感じます。

ちなみに私のリハビリ第一歩は、病室のベッドの出入りでした。

手術の翌日から、PTさんの介助付きでベッドから出て車椅子に座る、車椅子からベッドに移る、立った状態からベッドに入ると言う動作を軽くやってみる事から始まりました。

 

正座は好きではあっても…

私は前側方アプローチと言う方法で手術をしてもらっています。なので今でも正座は問題なく出来ます。私はアパートが畳敷である事に関係なく、元々正座をする事が多くありました。昭和の人間なので、正座の方が落ちつきます(^^;

ただし術後の数ヶ月は正座は出来ませんでした。立ち上がりが不安で。あ、痺れが切れる事が心配と言う訳ではないです。座った体制からの立ち上がり動作に不安がありました。

後方アプローチと言う手術方法だと正座はNGなので選択の余地は無いと思いますが、それ以外の方法で手術をしても、基本的には椅子に座る生活様式の方が望ましいとされています。実際に不安も少なく楽です。

 

和のライフスタイルの維持

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悪い事では無いと思います。

でも色々とリスクは洋式のライフスタイルよりは考えられるので、和式を希望する場合はリハビリでその旨を伝える事が大事だと思います。

私はリハビリで床に座った状態からの立ち上がり動作をしっかり教えてもらいました。あれを教えてもらっていなければ、退院後の生活で何度痛い思いをしていたか分からないと思います。

 

ライフスタイルの変更はお金がかかる

ですよね。分かります。ベッドだってお安くはないですよね。

私の実家は高齢化に伴い、段階的に洋式化を進めて来ているので、そこまで負担は大きく無いと思います。でもお布団を使って、ちゃぶ台でご飯を食べるライフスタイルで来た方だと一気に変えないといけませんよね。

そうした方は退院後から半年、1年位はレンタルを活用するのもありだと思います。

ベッドをレンタルして徐々にお布団生活に戻していくなら、経済的にもそれほど痛くないかもしれません。

聞いた事はありませんけど、当面の間の短期間なら来客用のエアーベッドを試してみるのもありなのかな?と思わないでもありません。ただどの程度の物か分からないので、レンタルの方が無難ではないかと思います。

もしくは折り畳み式のベッドを活用するか。実はわが家のベッドはこれです。

今はまだベビチーノと一緒に寝ていますが、いつ「1人で寝る!」と言い出すか分からないので、安くて良いや~!と、折り畳み式を選んでいます。何の問題も無く快適に過ごせています。

ただ折り畳み式は腰の辺りが折り畳み部に来るので、腰を痛める方も多いみたいです。なので私はすのこ式で、すのこ部分が通常よりも多い物を選びました。お布団もへたり難い、腰の辺りがしっかりした物を選んでいます。

ベビチーノと別々に寝るようになった時に、きちんとしたベッドに買い換える予定です。

 

手術が決まったら

早めに少しずつ生活様式の見直しをする事をお勧めします。

家の中の段差やいざと言う時に掴める物があるか、掴める物は固定されているか等をチェックする事をお忘れなく。

絶対に退院までにお風呂の椅子を高さのある物にする事はやって頂きたいです。これは低い物より快適なのもありますが、お風呂場は脱臼リスクの宝庫でもあるので… 絶対に素っ裸の時に脱臼なんて事は避けたいですよね?

椅子からスムーズに湯船に入れるか否かは何気ない事ですけど、とても大事だと思います。私は退院後すぐの頃に今までの物と比べてみましたけど、患部の痛みまで違いました。

 

痛みの少ない生活

これが送れるか否かは大きいです。

人工股関節にすれば、直ぐに痛みが消えてらくらくな生活…ではありません。

私ほど痛みが長引く人は多く無いと思いますが、退院後しばらくは余裕でチャキチャキ動ける訳ではありません。なんと言っても身体を切っています。痛まない方がおかしいですよね。

極力鎮痛剤に頼らずに済むように、退院後の生活を可能な限り洋式化しておく事をお勧めします。

 

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