ゆるっと生きるシンママのつぶやき

40代で人工股関節になったシンママのつぶやきブログ

伝染性単核球症

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ジャスティン・ビーバーがライム病で伝染性単核球症も患っているとニュースが出ていました。

 

伝染性単核球症になった話

私も伝染性単核球症になった事があります。

この病気、別名がキス病と言う名前なので誤解されやすい気がします。

キスで感染する病気と言うのは間違いではないのですけど、他に咳や食器の共有でも感染します。唾液による感染と言うのが正しい病気です。

 

大人の初感染は重症化する

大抵は若い人が感染する事が多いらしく、若い人だと風邪程度の軽い症状らしいです。

が、何故か大人が初めて感染すると重症になる事が多いのだとか…ちなみに日本人のほとんどの人が、若いうちに気付かないうちに感染して治る経験をしているらしいです。

 

どんな症状?

  • 発熱
  • 喉の炎症
  • リンパの腫れ
  • 肝臓・脾臓の腫れ

と言う感じです。肝臓・脾臓の腫れ以外は普通の風邪の症状とほぼ同じですよね。

 

発熱は1,2週間

38度以上の熱が続きます。

とは言えインフルエンザのような関節が痛む事もなく、熱はあっても元気に過ごせる人も多いらしいです。

解熱剤としてアセトアミノフェン等を服用して、休息を取るのが治療と言えば治療。特に解熱剤を飲まなくても治る事も結構多いらしいです。

私はベビチーノから感染したようです。確かに発病する前は1週間近く風邪をひいていたように見えていました。

 

40歳前後で発病した私の場合

それはもう、大変でした。

同時に胃腸炎にもなっていたようで、1週間トイレとベッドの往復。とにかく苦しい状態が続きました。どうやら脱水症状も起きていたようです。

週明けから症状が出て、忘れもしない金曜日の夕方にお腹の激痛で動けなくなり、姉に電話をして救急で徳州会病院に連れて行ってもらいました(今になって後悔しているのは、救急車に乗るチャンスを逃した事です)。

 

病院に着いた時は既に

ほとんど歩けない状態で、私を見た受付の方が大慌てで車椅子を持って来てくれました。

肝臓の検査の数値で伝染性単核球症と発覚、そのまま入院となりました。

なんとベッドの空きが無いから…と言う事で整形外科の病棟に入院。私1人がベッドで苦しんでいました。他の皆さんはリハビリに移行していたようで、楽しくお喋りをして楽しそう。1人カーテンを閉めきって、痛みで唸っていました。

退院する月曜の朝にようやく私が普通に喋れるようになった姿を見て、皆さんがとても心配して下さっていた事が嬉しかったです。

何の病気か聞かれたので説明したのですけど、やっぱり皆さん知らない様子で大変驚かれました。

 

結局は重症化しても

特別な治療も無く、解熱剤と脱水症状の為の点滴だけでした。後はひたすら休息を取るだけ。

もしかしたら胃腸炎が無ければ、入院する程まではなかったのかもしれません。と言うか伝染性単核球症が胃腸炎を重症化させたのではないか?と疑っています。

あー、苦しかった。

とにかく苦しくて寝てばかりいたので、たった数日とは言え入院生活で覚えているのは点滴を持ってフラフラで通ったトイレと、激しい腹痛の症状があるのに食事がそれなりの物だった事です。

ご飯はお粥からスタートでしたが、おかずがあるのに驚きました。ビックリする程に細かく刻んだ野菜とハムのサラダや、ほぐしまくったお魚と言うメニューでした。お粥しか出ないと思っていたので、驚きつつ調理の大変さを思って感謝の気持ちでいっぱいだった事はハッキリ覚えています。

 

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