人工股関節置換術の当日②
その日の夜は大変でした…
麻酔があまり効いてない？
とにかく痛かったです。おかしいな？手術について調べまくった時、大抵の記事や沢山の医師のインタビューで疼痛管理はしっかりやってる的な事を読んだんですけど。ネットで見つけた濱田先生のインタビューでも読んだような…でも体を切るんだからこんなもんか、と思っていました。
次の日に先生に「痛い時は看護士さんを呼んでね。ちゃんと鎮痛剤をもらって。あなたは人より鎮痛剤の使用量が少ないよ」と言われました。あらま。鎮痛剤をお願いして良かったんですね。
まあ出産も無言でやり過ごしたくらいなので、私は痛みに強いのかもしれません。
寝返りが打てない…
１番きつかったのはこっちです。一晩中寝返りが打てず、体勢を変えたい時は看護士さんを呼ばないといけませんでした。これが私には苦痛で苦痛で。何が苦痛って、寝返りなんて普段当たり前にしている事を夜中に人様にお願いするって言う事ほど苦痛な事はありません。
申し訳ないので、自分で介護枕？を手で引っ張ったり押したりして少しずつ動いていました…これって、先生からすると「あーあー、もうこの患者はこんな事しちゃって」って感じなのでしょうか？
音が気になって眠れない…
痛いし、寝返り打てないし、こりゃ寝るしかないなと思ったのですけど…エコノミークラス症候群を防ぐ為に、一晩中エアーマッサージャーが動いていたんです。ヴヴヴヴヴー、プシュー(空気が入る音、抜ける音)。これが一晩中。
我が家は狭いながらもバス通り沿いなので、私はそこそこうるさくても眠れるんです。でもさすがにこれはダメでした。
この機械に命を守ってもらっているんだ！と自分に言い聞かせ、激痛に耐え、頑張って枕を動かして一晩過ごしました。…大人しく座薬をもらっていたら眠れたのかもしれません。これは今度他の手術経験者に聞いてみたいと思います。
