偽善か売名か?
前澤友作さんの〔前澤ひとり親応援寄金〕が一部で批判されているようです。
前澤ひとり親応援寄金とは?
ZOZOTOWN創業者の前澤友作さんが母の日に公表した、今回のコロナによる自粛で困窮するひとり親をサポートする為に行う物です。
1万人に10万円をプレゼントと言う物。応募は15日迄で、18日から入金スタートとなっています。
応募条件と応募方法は下記の通りです。
- 〔応募条件〕日本国内在住
- 20歳以下の子供と同居しているひとり親
〔応募方法 : 改定前〕
- 前澤さんのTwitterをフォロー
- 該当のツイートをリツィート
- 掲載されているアンケートに回答
たったこれだけです …と書きたい所ですけど、応募方法は翌日に変更になり、Twitterのフォローとリツィートは不要になりました。
〔応募方法 : 改定後〕
- 掲載されているアンケートの回答のみ
なんと "Twitterやる余裕がない、困っている事やシングルである事を知られたくない" と言う人達が応募出来ない事を考慮して、自身のTwitterのフォローやリツィートを条件から外したと言う事です。
売名行為なのか?
今回のこの寄金に対しても、やっぱり売名行為と言うバッシングが起こっているようです。
売名行為ねぇ…それならTwitterの条件は外さないんじゃないの?と私は思いますが、皆さんはどう思いますか?
ちなみに私は応募はしません。こっそり応募しちゃいたい気持ちはありますけど、私は給料100%保証で休業させてもらっているので応募なんかしちゃいかんだろー!と思っています。
前澤さんは感覚が世界レベル
私はこの方、好きです。
お金の使い方がとても欧米的な感覚だと思っています。経済を回す事を考えているし、必要があれば人の為に使う事が出来る人だと思っています。
ネットのコメントを見ていて思うのは、海外でセレブが何かあった時に寄付したり寄金を立ち上げるニュースには称賛する声が大多数なのに、日本で前澤さんがやるとバッシング(今回は称賛の声もそれなりに多い)。
外国人(欧米人)がやると称賛・前澤さんがやるとバッシング… 欧米コンプレックスなのでしょうか。欧米セレブのニュースには「日本でこう言う事をしてくれる人がいない」的なコメントが多いのに、いざやるとバッシング… 日本人の悪い癖ですね。
杉良太郎さんの名言
前澤さんが「どこかのテレビのニュース番組で、今回のひとり親応援基金を、売名行為だとか、話題作りだとか、報じてたみたいですけど、見た人います? いい加減そんなこと言ってくる人もうほとんどいないんたけどなー。あと評論家みたいな人がおかしなコメントしてたってのも聞きました。やれやれ」とうんざりしてコメントしているようです。
お気持ちは分かります。でもこれを読んだ直後に杉良太郎さんの言葉を思い出しました。
「ああ、偽善で売名ですよ。偽善のために今まで数十億を自腹で使ってきたんです。私のことをそういうふうにおっしゃる方々もぜひ自腹で数十億出して名前を売ったらいいですよ」
東日本大地震の復興ボランティアについて、インタビューで「偽善とか売名と言われることもあると思いますが…」と質問された時のコメントです。
ここまで気持ち良く発言されたら「いよっ!男前!」としか言えなくなりますよね。惚れますね。
前澤さんの今回のコメントで1番好きなのは、母の日のプレゼントは何にしたか?と言う質問に「秘密です。あえて言えば“人様の役に立つ”ことを始めたことが何よりのプレゼントかな」と言う物。
私はこの方は欧米的なダイナミックさと、日本人的な照れ屋な部分がミックスされた方だと思います。ある意味で日本人らしい国際派だと思っていますが、如何でしょうか?